選ばれる理由
reason
POINT.1
いつものお肉の味が変わる
熱伝導率が高く、また一度熱を蓄えると
逃がしにくいのが鋳物です。
まずは外側を焼いて旨味を閉じ込め、後は余熱で食材の中までしっかりと火を通す。それだけで「いつものお肉がこんなにおいしく焼けるなんて」という感動が味わえます。私たちは鋳物を通して何ができるだろう。
そう考えた時、まずその特性や自分たちの持つ技術、品質を突き詰めてみました。
鋳物のデメリットは「重い」、それに尽きます。一方で熱伝導性と蓄熱性には非常に優れている。これらを活かす製品とはどのようなものかと検討を重ねた結果、たどり着いたのが調理器具でした。まずはその中でも日常的に使われるフライパンを造ろうと決めたまでは良かったのですが、鋳物のフライパンはすでに世に多く存在し、人気のブランドもありました。
温度検証
サーモグラフィーにて一般的な
フライパンと温度の比較を行いました。
全面に熱がしっかり伝わる
結果として一般的なフライパンは全面に熱が伝わらず温度の低い部分と高い部分が混在しています。
しかし「おもいのフライパン」は全体が一定の高温になっています。 鋳物の優れた熱伝導率によって全体の温度が一定になったといえます。
熱も冷めにくく、
高い温度を長時間保てる
そして、冷めにくさも鋳物の特徴です。最大まで温めた後、火を止めて2分後にサーモグラフィーで温度を測るとその差は歴然です。
一般的なフライパンはすぐに冷めてしまいますが、「おもいのフライパン」は長時間高い温度を保っています。
味分析
研究所にて一般的な
フライパンと比較を行いました。
※本検証は同量の赤身肉をIH調理器具にて400Wで4分間フライパンを加熱後、
サラダ油10ccを引き、肉をのせて表裏1分間の加熱を3回行った後の検証結果です。
「肉のコク」をより強く引き出せることが
研究結果で明らかになりました。
株式会社キューサイ分析研究所にて一般的なフライパンと「おもいのフライパン」を全く同じ条件で、同じ部位のお肉を焼き、味を数値化して比較分析をしました。
結果を確認すると、「肉のコク」がより強く出ていることがわかります。スッキリと消える先味から後味まで肉のコクが強く表れ、肉らしさ、肉本来の味を引き出すことができています。
POINT.2
計算され尽くしたバランス
持ちやすくて重さを感じにくい、
日常使いに最適なデザイン
厚ければ厚いほど食材はおいしく焼ける……
でも、どんどん重くなる。だから、料理する人のストレスをできるだけ軽くできるように、持ちやすくて重さを感じにくい、日常使いに最適なデザインをとことん追求しました。
鉄板焼きの専門店に行くと分かりますが、高級店ほど鉄板は分厚くなります。
私たちは、その厚みがお肉をおいしくしているのでは?と考えました。そこで試作してみると、やはり鉄板を厚くすればするほど、おいしく焼けるという結果が出たのです。あとはどこまで厚くできるか、重さとのバランスにどこで折り合いをつけるかが課題となります。
もちろん大きいほど重くなるので、
まずは小さめの
20センチのフライパン
から造ることにしました。
目標は、お肉がおいしく焼けて、
なおかつ誰もが苦にならず扱えること。
ギリギリまで厚くしたフライパン、その重さをどこまで感じさせないようにできるか?他社の鉄製フライパンを持ち比べ研究すると、軽量化を重視する製品は取っ手が薄く持ちにくい上に、握っているとすぐに手が痛くなるものが多いと分かりました。
手が痛くならないフライパンにするには、
重さ以外の工夫も必要でした。
その結果、グラム数は減らしているはずなのに、体感として重くなってしまう。
つまり、単純に見た目の良さだけで形を決めてしまうのではなく、長さや太さ・取り付ける角度、そういったバランスをすべて整えなければ、本当に「誰が持っても痛くない」フライパンは完成しないのです。
その気付きから、本体と取っ手のベストバランスを見つけられるまで、1ミリ単位で角度を調整して設計・試作を繰り返した「おもいのフライパン」は、実際の重量から想像するよりも重さが気にならず持ちやすくなっています。
POINT.3
安全・安心の無塗装仕上げ
「鋳物づくりを通して社会に
奉仕する」という理念
世の中の鋳物製品のほとんどは塗装されています。
鋳物の利点である熱伝導率を、コーディングしてわざわざ下げてしまうなんて……
鋳物の魅力を堪能していただくため、「肌が綺麗」と評価いただく私たちの技術力で無塗装仕上げを実現しました。鋳物の調理器具は様々ありますが、その多くには塗装が施されています。その目的は、錆びない焦げないといった利便性と、見た目を綺麗にすること。でも、知っていますか?塗装をすれば、鋳物の利点である熱伝導率は下がります。
また、数年も経てば傷が付いたり剥がれ落ちたりしてしまうため、そこから傷み始めてやがては錆びて使えなくなってしまう。
さらに、その塗装材には有害物質が含まれている可能性もあるとされているのです。
無塗装という形で表現したのが
「おもいのフライパン」
食事を作る道具が体に害を与えるかもしれないなんて、そんなことがあっていいのでしょうか。せっかく鋳物を使っていただくなら、安全・安心で、その魅力を最大限に感じられるものを手にしてもらいたい。
その思いから、私たちならどんな製品を造れるのだろうかと考えました。
鋳肌を滑らかに仕上げる職人の技術力には自信がある、表面が綺麗なら見た目を気にして塗装をする必要はないじゃないか。そうして「鋳物づくりを通して社会に奉仕する」という私たちの理念を、無塗装という形で表現したのが「おもいのフライパン」でした。
人の口に入る食べ物は安全・安心でなくてはいけない。これが、「おもいのフライパン」シリーズの原点なのです。
POINT.4
お手入れ簡単の一生もの
「育て」あげる一生もののアイテム
「おもいのフライパン」シリーズは塗装剥がれの心配がなく、ごく簡単なお手入れでずっとお使いいただけます。鋳物製品は使えば使うほど油がなじみ、独特の黒い艶が出てきます。ぜひ、あなたの手で「育て」あげる一生もののアイテムとしてください。
鉄鋳物は錆びやすく、お手入れが面倒だという
イメージがありませんか?
実際はそれほど大変なことではないのです。
「おもいのフライパン」で初めて鋳物を使ったというお客様からも
「すぐに慣れるし、大した手間じゃなかった」とのご感想をいただいています。
そもそも、「おもいのフライパン」シリーズには最初に使う時の「空焼き」が必要ありません。
空焼きは販売時の錆び止め塗装を気化させて飛ばす作業。無塗装のままでお手元に届く「おもいのフライパン」シリーズなら、洗ってすぐに使い始めることができます。
繰り返し馴染ませると黒く艶めくような
フライパンに。
あとは調理前の「油返し」と調理後の正しい保管方法にさえ気を付ければ、長いお付き合いをしていただけるでしょう。
「油返し」は料理人やお料理上手な方の多くが実践している作業で、中火で十分に温めたところにお玉2杯くらい、たっぷりの油を入れて温めます。
それを側面にも行き渡るよう全体になじませたらオイルポットなどの別容器に移し、調理用の油を適量入れてお料理スタート。
ただ油を引くのと何が違うの?と思われるかもしれませんが、油をなじませると同時に全体の温度を均一にしてくれるため、
このワンステップはおいしく仕上げるコツでもあるのです。
正しいお手入れによって錆の心配はなくなり、
焦げ付かない使い勝手の良い逸品へと成長します。
そして、使い終わったら温かいうちに温水で洗い流します。
汚れが気になる時にはタワシやササラを使っても大丈夫、ポイントは洗剤を使わないということだけ。
油膜を作ることで錆び・焦げを防ぐので、洗いすぎには注意です。
洗浄後は、火にかけて水気を蒸発させ乾燥したら表面に薄く油を塗って保管します。
これを繰り返しどんどん油がなじんでいくとやがて表面が黒く艶めいてくるのですが、
その頃にはもう錆びの心配もほとんどなく、焦げ付かず使い勝手の良い逸品となっているはず。
だから、良いお肉を食べる時だけではなく、
目玉焼きや野菜炒め、焼きそばにチャーハンといった毎日のお料理にもどんどんお使いください。
POINT.5
活躍の場は、
調理にも食卓にも
大皿代わりにもできる
「映える」フォルム
様々な対応熱源に対応可能。
さらにそのまま食卓でお使いいただけます。
対応熱源が幅広く、ほとんどのご家庭のキッチンで使用可能。オーブンもOKで、定番の使い方以外にも驚くほど活躍してくれます。
調理後、そのまま大皿代わりにできる「映える」フォルムにもこだわりました。「おもいのフライパン」シリーズは、電化住宅にお住まいの方にも使用していただけるよう、
直火以外にもIH・ラジエントヒーター・ハロゲンヒーター・シーズヒーターに対応しています。
「おもいのフライパン 20cm」は一般的な家庭用オーブンに入れられるサイズになっているため、焼く・炒めるだけでなく、オーブン料理にも大活躍。茹でる・煮る・蒸す・揚げるといった多くの調理法ができるため、ひとつあればメニューの選択肢がぐっと広がります。
「想い」を込めて造り上げた
「食べる」を満喫するためのアイテム
例えばグラタンやアヒージョなどの長く熱々を楽しみたいメニューや、肉じゃがやシチューなどのじっくり味をしみ込ませたいメニューには、鋳物ならではの強みを余すところなく発揮するでしょう。その他にも、前菜からメイン料理にデザートまで、アイデア次第で柔軟に使っていただくことができます。
そして、調理だけでなく楽しんでいただきたいのが、どんな場面でも様になるシンプルながら洗練されたデザイン。ホームパーティのメイン料理としてテーブルの中央で存在を主張するもよし。キャンプやBBQのようなアウトドアイベントで豪快に使うのもよし。特別な調理器具ではなく、「食べる」を満喫するためのアイテムとして日常に溶け込みたい。
私たちがその「想い」を
込めて造り上げた
「おもいのフライパン」シリーズ、
ぜひ末永くご愛用ください。
LINE UP
ラインナップ
世界一の、その先へ
焼き面を厚くし
お肉をおいしく焼くことをさらに追及した
頂-ITADAKI-が完成いたしました。
-ITADAKI-を詳しく見る
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